入院に関する特約

病気やけがなどの治療全般に備える特約です。
疾病入院特約、災害入院特約、短期入院特約、成人病入院特約、がん入院特約、女性疾病入院特約、通院特約、長期入院特約、退院給付特約、先進医療特約などがあります。

疾病入院特約

病気入院の保障。病気で入院した場合、入院1日につきいくらという形で入院給付金が支払われます。手術の保障が含まれることもありますが、含まれない場合は別に手術特約を付けます。なお、美容整形や正常分娩、人間ドック検査のための入院などは、治療を目的とするものではないとみなされて、給付金は支払われません。また、むちうち症や腰痛など他覚所見のないものも給付金は支払われません。

以前は、継続5日以上の入院をした場合、5日目から入院給付金が支払われるものが多かったのですが、最近は日帰り入院や1泊2日入院でも給付金が支払われるタイプのものが多く発売されるようになりました。

災害入院特約

ケガ入院の保障。不慮の事故によるケガで、事故の日から180日以内に入院した場合、入院1日につきいくらという形で入院給付金が支払われます。手術保障が含まれることもありますが、含まれない場合は別に手術特約を付加します。 なお、むちうち症や腰痛など『他覚所見のない入院』に対しては、給付金は支払われません。

以前は、継続5日以上の入院をした場合に、5日目から入院給付金が支払われるものが多かったのですが、入院が短期化している近年の状況にあわせて、 日帰り入院や1泊2日入院でも 給付金が支払われるタイプのものが多く発売されるようになりました。

短期入院特約

最近、「1泊2日入院」あるいは「日帰り入院」といったように、短期の入院でも給付金を受け取れる商品が増えていますが、もともと短期入院の保障が含まれている商品と、この特約を付けることによって短期入院の保障をプラスしている商品とがあります。

成人病入院特約

5大成人病(ガン、脳血管疾患、心疾患、高血圧性疾患、糖尿病)の際の保障を上乗せする特約です。5大成人病で入院や手術をした場合に、入院給付金や手術給付金が支払われます。

がん入院特約

がんで入院した際の保障を上乗せする特約です。基本的には、がんによる入院に対して、入院給付金が支払われますが、そのほか手術給付金、診断給付金、退院給付金、死亡保険金などが支払われるものもあります。また、1入院支払限度日数がなく、がんによる入院を無制限に保障するタイプのものもあり、同じがん入院特約でもその内容は様々です。

なお、がん入院特約にしても、がん保険にしても、通常は責任開始日からその日を含めて、90日間の『保障されない期間』があり、すぐには保障開始とならないので注意しましょう。

女性疾病入院特約

一部を除く病気やケガの入院に対して、医療保険や疾病入院特約・災害入院特約の方から入院給付金や手術給付金が支払われますが、女性特有の病気については、それよりももっと手厚い保障がほしいと思う場合に保障を上乗せする特約です。基本的には、女性特有の病気で入院・手術をした場合に給付金を受け取ることができますが、退院祝金や、傷跡を目立たなくする手術を受けたりした場合に、形成治療給付金が支払われるものなども販売されています。

また「女性特有の病気」と一口に言っても、そこに含まれる病気の範囲は、保険会社によって異なりますので注意しましょう。

通院特約

病気やケガで給付金支払いの対象となる入院の後、その病気やケガの治療のために通院した場合に、通院1日につき、いくらという形で給付金を受け取ることができます。生命保険会社によっては、入院前の通院を保障するものもありますが、入院後の通院だけを保障するものが一般的です。

長期入院特約

長期にわたる入院で費用がかさむ場合に備えて、長期入院時の保障を上乗せする特約です。病気や不慮の事故で長期の入院をしたときに、あらかじめ定められた入院給付金や、一時金を受け取ることができます。

退院給付特約

「退院時」に退院給付金を受け取ることができます。「退院時」とは、入院給付金の支払対象となる入院後の、退院を指すケースが多いようですが、中には所定の日帰り手術を受けたときなどにも、給付金が支払われるものもあるので、保障対象となる「退院時」とはどういう条件なのかを確認しましょう。

先進医療特約

『先進医療』とは、厚生労働大臣に認められた最新の医療技術のことで、特定の大学病院や専門病院などの医療機関だけで行われます。診察・検査など一般診療と共通する部分は、公的医療保険の対象になりますが、先進医療技術の部分は全額自己負担になります。そこで、この自己負担分を保障するのが、先進医療特約で、その種類に応じて給付金が支払われます。

※『先進医療』とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応症(対象となる病気・ケガ・それらの症状)および実施する医療機関が限定されています。また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。